原  作:藤原 佑好
     江利チエミ物語
    「テネシー・ワルツが聴こえる」
              (長崎出版社)
 脚  本:山川 啓介
 演出・振付:村田  大
 音楽監督:島   健 
 美  術:本江 義治
 照  明:森田  博
      青野 時彦
 制作協力:
 制  作:(株)アイエス

 戦後の復興の槌音とともに 明るい歌声が人々を勇気付けた
 江利チエミが 美空ひばりが 雪村いづみが

 戦後間もないころ、いつも街角に流れていた甘美なメロディー。その大ヒット曲「テネシー・ワルツ」   を歌った歌手・江利チエミの幸せと悲しみの道を歩んだ人生を当時の音楽に乗せて贈ります。     ジャズ・ラテン・ポップスなど様々なジャンルの外国曲を歌いこなし、これらの音楽にあまりなじみ   のなかった当時の日本人の心に、素晴らしい歌の数々を刻んだ。
 また、同世代の人気スター、   美空ひばり・雪村いづみと共に「三人娘」と呼ばれ、歌ばかりでなく映画、テレビ、ミュージカルと   その活躍の場をひろげていった。さらに結婚という節目をむかえ、幸せの絶頂にあったかに見えた   チエミを襲う数奇な運命。日々急速に移り変わる激動の時代から一人取り残されるように親族との   死別、裏切り、そして離婚・・・。どうしようもない孤独感に苛まれ、様々な不幸に翻弄されながらも、   ただ純粋に歌に生きた歌姫は、それでも決して歌う事を止めなかった。
 
 そう、幾多の試練を乗り越え燦然と輝くステージへ再びチエミは歩き出す。    

〈劇中歌〉 
 「テネシー・ワルツ」
 「カモナ・マイ・ハウス」
 「虹のかなたに」
 「ヴァイア・コン・ディオス」
 「慕情」
 「ばら色の人生」
 「トゥー・ヤング」
 「恋人よ我に帰れ」
 「唐獅子牡丹」
 「新妻に捧げる歌」
 「酒場にて」 他